突然の更新ですが、QC7つ道具の管理図について、2010/01/08の日記より以下転載いたします…。

TACレジュメにはQC7つ道具について「管理図が最も出題頻度が高い」とある。確かに過去問もH17年、H20年の2回も出てる。でも、テキスト読んだだけでは、解けないんですよ!


テキストには簡単に1行ずつ意味不明な説明があるだけ。仕方なく管理図の種類、意味というか、イメージ、雰囲気だけでもつかもうとネットで調べ始めたら…。もうはまりまくりました。年末年始、かなりの時間を管理図に費やしました。(;_;)

しかも、X ̄(Xの上に線)だけでなくて、X~(Xの上に波)、さらにはXbarXmedまで出て来て、もうXmas気分も正月気分も吹っ飛んで涙目状態。そしてたどりついた結論は以下の通りでした。

_
= Xbar = Xの平均値
XbarってのはXの上に線を引いた記号の単なる読み方だった訳です。しかも意味は平均値。


= Xmed = Xの中央値
Xmedっていうのも同じく読み方で、メディアン(中央値)。

= range = 範囲(最大・最小値の幅)
= σ = 標準偏差

p = proportion = 不良品の
np = number × proportion = 全体数 × 不良品の率 = 不良品の個数

c = counted data = 欠点数
u =~ by unit = 単位当たりの欠点数 = 欠点率

これらの記号にそれぞれ「管理図」がついて、X ̄-R管理図ならXの平均値範囲を記した図、np管理図なら不良品の個数を記した図となる訳です。


分かってみれば拍子抜けです。だって暗記することなんて1つもないんですよ。最初にだれかに1分間で教えてもらえれば、それで過去問解けるのに…。おかげで何十もの専門サイトを訪ね歩き、公式や計算式ばかりのサイトを開いては閉じ、しまいには臨床検査技師協会のサイトにまで行き着いてしまい…。

で、結論は1つ。「管理図はテキストに載っている以上は一切やる必要なし!

まあ、「やるな」と言われても、全く何も知らないでいるのはすごく不安な小心者ですし、過去問できないでそのまま放置するのもかなり悔しいので、自分なりには知的好奇心と自己満足心が満たされて良かったとは思ってますが…。


以上で引用終わりです。1年半前の年末年始、とにかく管理図に泣きまくったので、記念にブログにも上げておきますね。(^^ゞ
おはようございます!
4日間にわたってお送りした「合格者スピーチで本当に伝えたかったこと」。こうして振り返ってみると、スピーチのポイントは、やはりツカミと相手に合わせた話の中身なんでしょうね、きっと。

合格体験記もそうですが、聴いてくださる方、読んでくださる方に合わせ、相手の気持ちに立って、今何を一番聴きたいか、何を知りたいのかを考える。そう考えている間にも時間がどんどん過ぎて行く訳でして、ブログもスピーチもなかなか奥が深いですね。


さて、今日は2次他社模試のお話。私が初めて2次模擬試験(しかも他社模試)を受験したのは昨年の3月でした。予備校仲間が立ち上げた勉強会に参加し、2次対策を始めたのが1月。2月に入ると、受講コースで配布された2次スタートアップ事例4本を解いたり、過去問1年分を解いたりと、そもそも事例とは何かどれだけ難しいかが分かり始めてきました。

いろいろ2次経験者の方々の話(いわゆる不合格体験談)を聞いているうちに、ふと気になったのが、2次試験はそもそもどういうものか、今ひとつ分からないまま本試験を迎えてしまった方が意外と多いという点。

であれば、今のうちから2次試験を体験受験できないか。少なくとも事例の感触をつかめないまま本試験を迎えてしまった1年先輩の方々と、同じ体験を少しでも早めに経験できるのではないか。そんな考えから、3月に開催された某校の模擬試験を受けてみました。

初学者の中には、2次対策を早めに始めるために2次本科生コース(受験経験者向け)を受講している方も何人かいたのですが、自分は時間的余裕と金銭的余裕からそれもかなわず…。どこかで自分の事例解答を添削してもらえる単発講座はないかなと探していたところでもあったため、この「早めに実施される模試」は、なかなかお手ごろかなと思えたのでした。

この試験からは、本当に良い教訓をいろいろ得ることができました!一番悔しかったのは、アドバイス返却の際、涙目になってしまったことでしょうか。しょぼんダウンその話はまたいずれ…。
おはうございます!
合格者体験談のスピーチで話そうと思ったことシリーズ。
その最終日の今日は…

やる気の保ち方!

北島康介選手は、ゴールにタッチした瞬間でなく、電光掲示板を振り返ってタイムを確認するのをゴールと考えるように練習したとのこと。もしゴールにタッチするのを最終目標としてしまうと、どうしてもタッチ寸前に気持ちが途切れてしまう。そうならないように、目標を1歩先に置くと。

そこで自分も診断士試験の目標を、翌年2月の実務補習をきちんとやり遂げることに設定しました。

ちょうど今、その実務補習の1回目を終えてきたばかりですが、まさに1年前、この実務補習を目標に据えました。2月が目標ですから、1次試験に合格するのは当然。10月の2次試験も通過点なんだと考えるように意識しました。

取りあえずの目標を1次試験合格に設定していたら、きっと7月に入って本試験が近づいてくるにつれ、息切れしてたかもしれません。あるいは不安感に押しつぶれそうになると…。
(そこで当面の目標は1次試験終了後の2次模試=MMCですが=で、平均点を獲得することに設定してました)

一歩先に目標を据え、先を見通しているからこそ、目先の壁にめげそうになることも減ります。


そして、最後に本当に力になるのは、こうして平日に仕事が終わった後に毎回講義に出ている自分。
一所懸命復習を終えて、次の講義に備える自分。
分からないことがあったら、とことん先生に質問しまくる自分。
そうした自分の頑張る姿が、きっと本試験当日、試験会場で、まさに自分の力になってくれると思います。
(ここはティアラ先生に1次試験当日、教わったこと)

さらに私の場合は、毎講義後、質問や相談にこたえてくださった先生が試験会場で自分の後ろに立って見守ってくださっていると実感できました。
頑張る自分と見守る先生。最強のペアが自分の後ろに立っているんだと感じることができた時、試験に合格することができていました。

今こうして頑張る毎日が、一つずつ「自信」となって積み重なっていきます。
皆さんも一歩ずつ自信を増やしていけば、きっと合格を手にする日が来ると思います。


以上が、合格体験談のスピーチで話そうと思ったことでした。

お伝えしたかったことの1割ぐらいしか、話せなかったでしょうか。
きちんとストーリー立てて話せるようになる。これが今年の新たな自分の課題になりました。(^^)
おはうございます!
合格者体験談のスピーチで話そうと思ったことシリーズ。
その第2回の今日は…


徹底的に効率を意識すること!

試験勉強で特に強く意識したのが効率でした。
ストレート受験生は時間が限られているので、教材も手を広げ過ぎるのは厳禁。受講コースに付属している基本テキスト、過去問、トレーニングの3点セットだけで、十分間に合います。

自分が受講していたクラスは、先生が理解重視で、論点ごとに深く意味を教えてくださるので、授業中心できちんと復習するスタイルで学習を勧めました。
復習の際は、テキスト脇に掲示されている過去問を論点ごとに解き、次の講義までに必ず復習を終えるようにしました。もし分からないことがあれば、必ず先生に質問。毎回のように講義終了後は遅くまで先生を質問攻めにしていました。
(不思議と最後の最後まで先生を質問攻めにしていた生徒が合格してました)


これ以外の教材で使用したのは、「集中特訓 財務・会計計算問題集」と「スピード問題集」×7科目のみ。

ただ、スピ問も不得意論点を集中的に解くとか、過去問の数が少ない60分科目で活用するとか、目的を明確にしておいた方が良さそうです。最終的には過去問をきちんと解けるレベルまで達していた方がよいでしょうから、スピ問か過去問のどちらかしかやる時間がないなら、まずは過去問の頻出論点、難易度A、B問題をきちんと完全マスターするのが先決だと思います。


続いて明日はいよいよ「やる気」の保ち方について。

おはようございます!
合格者体験談のスピーチで話そうと思ったことシリーズ。
その第1回の今日は…


まずは時間の確保について。

自分は平日クラスだったので、土日は何とか勉強時間を確保できるとして、ポイントは平日に時間をいかに取れるかだと考えました。
11月の勉強開始以来、それまでは週15~20時間程度でしたが、これを何とか週25時間ぐらいに増やせないものだろうか…。
そこで朝晩の通勤時間30分×2と昼食休憩時間1時間の計2時間を、毎日勉強に当てることにしました。

ちょうど1年前のこの時期、八重洲校平日クラスでスピーチされた一発合格道場の方々から、週25時間の勉強時間を確保しなさいとシビアなアドバイスがあったのも一因です。

毎日2時間を隙間時間だけで確保すれば、週10時間、月40時間にもなります。
習慣化してしまえば、それほど努力することなく、週10時間確保できるようになりました。


また集中力が続かなくて勉強が長続きしない時…。
そういう時は、ポモドーロ・テクニック(いわゆるトマト勉強法)を導入し、25分単位で着実に勉強時間を伸ばせるよう頑張りました。
2月、3月は平日トマト8~10個(4~5時間相当)でしたが、6月の最盛期には、こんなにトマトが並んでいました。


げっちのブログ-2010年6月のトマト げっちのブログ-2010年5月のトマト

平日クラスの場合、仕事で疲れてクタクタになった状態で、毎回講義に出席しています。
勉強する上では、大きなハンディキャップかもしれません。
精神的にも肉体的にも辛くなることが何度もありました。

ただ、逆に辛いからこそ、毎週頑張れている自分の姿が自信につながっていったんだと感じます。
そして時間の使い方がうまくなるのも平日クラスならではだったかもしれません。

続いて、明日は「効率」について、お話したいと思います。